ここにあるもの。
きみとみる夜空。
「あれは何ていう星かな」
そう言ってきみと見上げた空を
今もまだずっと忘れられずにいる
私が指さす先ときみが指さす先
それは同じ星だったのか
それとも別の星だったのか
綺麗でどこまでも広がる夜空を
数え切れない程の星々を
きみとふたりで
ずっとずっとみていた
今きみはあの頃のように
夜空を星々をみているのだろうか
私ではないだれかの隣で
そんなことを考えては
溢れそうな何かを押し込める