雪の日の迷子
雪の日の迷子
遠く、遠くの、山の奥。
小さな山小屋がありました。
そこでは、ヤッコさんという女の人が、ひとりで暮らしています。
ヤッコさんは、山で暮らす動物を
助けてあげたり、守ってあげることが
お仕事なのです。
今日は、朝から雪が降っています。
雪は、みるみる積もり始めました。
「雪かきをしに行きましょう。」
ヤッコさんは、
外へ出かけることにしました。