エリートな先輩の愛情を独り占め!?
「……な、なにを言うんですか」
「だから、商品開発目指して頑張れ。俺の一番の後輩はずっとお前だから、俺を追いかけてこい。待ってるから。何年かかっても」
先輩、どれだけかっこいいんですか。それ以上かっこいいこと言われても、私は追いつけませんよ。
「……っそ、そんなこと言ってくれる先輩、八谷先輩だけですよっ……」
「……ああ、じゃあ、見る目がないんだな、俺以外の上司は」
「はは、言いますね、八谷先輩」
「やっと笑った、理乃」
八谷先輩に笑顔を向けた瞬間、そっと優しく顎を掴まれて、気づいたらキスをされていた。
八谷先輩の柔らかい唇が、私の唇を包み込むようになん度もなん度も触れてきて、頭の中が溶けてしまいそうだった。
これで二度目のキス。だけど、あの時とは全然違う。思いが通じ合ってるキスって、こんなに気持ちいいんだ。
「八谷先輩……」
キスをし終えて、八谷先輩を見つめると、先輩は私の後頭部に腕を回して乱暴に胸に収めた。
「このタイミングでそんな目で見んなバカかよ」
「バカでしたか」
「バカだよ。家に連れ込まれても自己責任だ、今の技は」
もー、と唸り声をあげて私を抱きしめる八谷先輩に、私は勇気を振り絞って言い返した。
「ちゃ、ちゃんと取ります、その責任……」
「だから、商品開発目指して頑張れ。俺の一番の後輩はずっとお前だから、俺を追いかけてこい。待ってるから。何年かかっても」
先輩、どれだけかっこいいんですか。それ以上かっこいいこと言われても、私は追いつけませんよ。
「……っそ、そんなこと言ってくれる先輩、八谷先輩だけですよっ……」
「……ああ、じゃあ、見る目がないんだな、俺以外の上司は」
「はは、言いますね、八谷先輩」
「やっと笑った、理乃」
八谷先輩に笑顔を向けた瞬間、そっと優しく顎を掴まれて、気づいたらキスをされていた。
八谷先輩の柔らかい唇が、私の唇を包み込むようになん度もなん度も触れてきて、頭の中が溶けてしまいそうだった。
これで二度目のキス。だけど、あの時とは全然違う。思いが通じ合ってるキスって、こんなに気持ちいいんだ。
「八谷先輩……」
キスをし終えて、八谷先輩を見つめると、先輩は私の後頭部に腕を回して乱暴に胸に収めた。
「このタイミングでそんな目で見んなバカかよ」
「バカでしたか」
「バカだよ。家に連れ込まれても自己責任だ、今の技は」
もー、と唸り声をあげて私を抱きしめる八谷先輩に、私は勇気を振り絞って言い返した。
「ちゃ、ちゃんと取ります、その責任……」