ツケマお化けに恋して
「美貴野ちゃんは雲丹とイクラが好きだったよね?あそこの店がいつも良いもの置いてるんだよ」と雅さんは指さした。
雅さんの指さしたお店は店構えも小さくお客さんが誰もいない。
これだけの人が溢れているのにお客さんが誰も居ないなんて大丈夫なのだろうか?
「おやっさん!雲丹とイクラが欲しいんだけど?」
雅さんが声を掛けた人は恰幅の良いおじさんだった。
「おおーマサ!今年は店営業するのかい?」
「いや、休みだよ漁が出ないのに店開けれないでしょう?冷凍なんて使いたくないからね!」
「相変わらず厳しいねぇ…じゃー雲丹とイクラはどうするんだい?」
「こちらのお嬢ちゃんがご所望でね!結構口が肥えてるからおやっさんの処じゃないとね?!」と言う。
「雅さん、お嬢ちゃんって…恥ずかしすぎます…」
顔が赤くなっているであろう私を見て雅さんは「いいじゃん」と言って笑う。
30も半ばの女にお嬢ちゃんは無いでしょ?!恥ずかしすぎるでしょうよったく…
「じゃーお嬢ちゃん食べてみるかい?」とおじさんまでもお嬢ちゃんと言う。
だ、か、ら……お嬢ちゃんは辞めて下さい!
雅さんの指さしたお店は店構えも小さくお客さんが誰もいない。
これだけの人が溢れているのにお客さんが誰も居ないなんて大丈夫なのだろうか?
「おやっさん!雲丹とイクラが欲しいんだけど?」
雅さんが声を掛けた人は恰幅の良いおじさんだった。
「おおーマサ!今年は店営業するのかい?」
「いや、休みだよ漁が出ないのに店開けれないでしょう?冷凍なんて使いたくないからね!」
「相変わらず厳しいねぇ…じゃー雲丹とイクラはどうするんだい?」
「こちらのお嬢ちゃんがご所望でね!結構口が肥えてるからおやっさんの処じゃないとね?!」と言う。
「雅さん、お嬢ちゃんって…恥ずかしすぎます…」
顔が赤くなっているであろう私を見て雅さんは「いいじゃん」と言って笑う。
30も半ばの女にお嬢ちゃんは無いでしょ?!恥ずかしすぎるでしょうよったく…
「じゃーお嬢ちゃん食べてみるかい?」とおじさんまでもお嬢ちゃんと言う。
だ、か、ら……お嬢ちゃんは辞めて下さい!