闇に染まる少女
訳あり少女…


ジリリリリ ジリリリリ ジリリ ピッ



「ふぁ〜……痛っ…」


背伸びをして起き上がろうとしたら体中に出来た痣や傷が痛んだ。



私は 神崎麗。高2。

髪は金髪で地毛。クウォーター。


目は空色をしている。

学校では隠している。


清秀学院に通う。


まぁ“学院”なんて名前付いてるけど不良校。


学力的には偏差値70は超えている。


ただ…前大きな事件が起こってからは不良校として有名になった。


まぁ高校の紹介はここまでにして…


麗「はぁ…腕にまで痣ができてる…今日も制 服長袖かぁ…」


今は7月。


すでに夏服だが私はほとんど冬服。



理由は体中にできた痣を隠す為。



お母さんにつけられた。


毎日、私が学校から帰ってくると壊れたように怒鳴り散らしながら殴る。




初めは洋服で隠せる所を殴られていたが次第にヒートアップしていき、顔に痣ができたこともあった。
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