闇に染まる少女


麗「殺さない!!…その代わり…手伝って欲しいことがある」


「なっ…なんだってやる!」


麗「ん…“レイ”を知ってるか?」


「っ……!!あ、あアイツがどうしたんだ?」



麗「私にアンタの殺しを依頼してきたんだけど…尾行にも慣れてるみたいだし脅しもできる。

…そんな奴が私に頼むか?」



「こ、殺しと脅しとは訳が違うだろ?」



麗「あいつは殺しの経験がある。服に血がこびりついていた」



「血…」



麗「それに私はもう殺し屋ではない。恐らく目的はアンタじゃなくて私だと思う」
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