闇に染まる少女


田代が珍しく真面目な顔で言った。



麗「赤の他人だからこそ―――」


影山「なら…赤の他人でなければいいのですね?」


麗「誰もそんなこと―――!?」



突然、影山さんに抱きしめられた。



田代「チッ…俺もっ…」



そしてなぜか田代まで。



麗「なにしてっ……」


影山「今から貴方は私の恋人だ。…これで赤の他人ではないでしょう」


麗「はぁ!?―――」


田代「な、なら麗様は俺…じゃなくて私のいっ…妹だぁぁ!」
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