闇に染まる少女

今度は拳が飛んできた。


寸前の所でしゃがんで避け、足を男の足に引っ掛けて転ばせた。


男の上にまたがり耳元で囁いた。


麗「殺されてぇの…?」


男「ヒィィィッ!?…う…ぅあ…」


男は口をパクパクさせている。




男「クソッ!!」


もう1人の男も来た。


私はそいつの後ろにまわり、頭部を掴んで近くの塀に思い切りぶつけた。


男の頭からは血がでていた。


とっさに襲われかけていた女の手をとって大通りにでた。
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