闇に染まる少女

女「あっ…ありがとう…ございます!!」


麗「気おつけて。…って私みたいなギャルと話してるとこ見られたらやばいよね」


女「そっ!そんなこと無いです!わ、私はこの近くの高校で、新島真結といいます!」



緊張した様子で自己紹介を始めた。


麗「私は神崎麗。2年」


真結「痣…大丈夫ですか?」


真結は私の顔にできた痣を指さした。

今日はファンデーションで隠してきたつもりだ。


麗「み、見えてる…?」


真結「はい。私、人より目が超いいんです。その傷どうしたんですか?」


麗「…こ、転んで…」


真結「本当ですか?転んだにしては痣のでき方がおかしいですよ?」
< 20 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop