闇に染まる少女
今、お腹を殴られていた。
制服で隠れている部分を狙っているのだろう。
愛ちゃんはその場にうずくまった。
女「立てよ!」
無理矢理髪を引っ張り立てさせる。
そして今度は顔を殴ろうとした。
女「死ね!!」
―――パシッ
女「えっ!?」
麗「なーにやってたの?」
愛「神崎さん…?」
女「麗〜!こいつ竜王の姫なんかやっちゃって調子乗ってんじゃーん!麗も一緒にやろ?」
女がそう言うと愛ちゃんは悲しげな表情でこちらを見ていた。