秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
キムチも食べてデザートの杏仁豆腐も平らげた。


明日・・・
永遠さんに真実を確かめよう・・・


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杏仁豆腐を食べた後…急に意識を失って・・・

私は慌てて飛び起きた。

ハンマーで何度も叩かれたかのような鈍い痛みが頭を襲う。


「痛い・・・」

クローゼットの扉の取っ手には私のドレスとコートがハンガーに掛けられていた。

私は自分の姿に唖然とする。


もしかして、私…柾貴さんとヤッてしまった?


肝心な柾貴さんは何処に行った?バスルームか?

二度も同じ過ちを繰り返すとは、何と学習能力がない女だ…私って。



「返事がないけど…もうすぐ出社の時間だと思うし、入るよ。小池さん」
声の主は柾貴さん。

柾貴さんがドアをノックして中に入って来た。
私は慌てて布団に包まり、カラダを隠す。


ハダカ見られていたら、隠しても仕方がないけど。ここは少し恥じらいを持っておかなきゃ。




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