秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「おはようございます」

「起きてた?朝食出来てるし、服着て一緒に食べよう」

「あ・・・はい」

柾貴さんは早口で言うとさっさと部屋を出てしまった。


私はベットから飛び出して昨日着ていたパーティドレスを着込んだ。

部屋を出て、コーヒーの匂いを頼りにリビングへと足を向ける。

柾貴さんがキッチンに立って二人分の朝食を準備していた。


「おはようございます」

「意外と元気そうだね…もう少し二日酔いでグロッキーかと思ってた」

柾貴さんは両手にプレート皿を持ち、キッチンから出てそっとテーブルに置く。


プレート皿の上にはトーストにサラダ、フルーツが盛られていた。

「ワンプレートにした方が合理的でしょ?」


「はい…それにとっても美味しそうです」

「まぁ、座って」



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