秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
私は自分のデスクに座った。すぐそばには永遠さんが座っている。
怒ったような険しい彼の横顔を見ていると胸がムカムカして来る。
私だって怒ってるんだから・・・
互いに顔を合わせず淡々と仕事をこなしていると定時の時刻となった。
「社長お疲れさまです」
「じゃお先に失礼するよ。麻生君に小池さん」
社長は足取り軽やかに社長室に出て行った。
今夜は奥さんと早めのクリスマスディナーらしい。
きっと今夜は初孫の話で盛り上がるんだろうなぁー。
「俺と本当に別れるつもりか?香音」
「別れます!」
「…柾貴にひと目惚れでもしたのか?」
彼の言葉と口調は乱暴で性急だった。
「私…シンデレラになるつもりありませんから」
怒ったような険しい彼の横顔を見ていると胸がムカムカして来る。
私だって怒ってるんだから・・・
互いに顔を合わせず淡々と仕事をこなしていると定時の時刻となった。
「社長お疲れさまです」
「じゃお先に失礼するよ。麻生君に小池さん」
社長は足取り軽やかに社長室に出て行った。
今夜は奥さんと早めのクリスマスディナーらしい。
きっと今夜は初孫の話で盛り上がるんだろうなぁー。
「俺と本当に別れるつもりか?香音」
「別れます!」
「…柾貴にひと目惚れでもしたのか?」
彼の言葉と口調は乱暴で性急だった。
「私…シンデレラになるつもりありませんから」