秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
俺は父さんの後継者になるべくして、『星凛堂』に入社して、隣に座る濱部社長の秘書に付いて多くのコトを学んだ。
それは俺が望んでやって来たコトだけど、香音だけはどうしても手に入れたかった。
「どうしたの?永遠君。思い詰めた顔をして・・・」
「別に、何もありません」
「君は後3ヵ月弱で俺の元を去るんだ。それにここだけの話。頼の調子も良くない。そうだな。高井田」
「はい」
「今まで、そんなコト一言も・・・」
「社長に口止めされていたんだ。永遠」
「俺も最近知った…頼のヤツ…親友の俺にも何も言わなかったんだ・・・」
「それって命に関わるコト?」
「治療を怠れば、命に関わるかもしれない。社長は慢性の腎不全を患っている。ずっと自覚症状がなかったから本人も全く気付かなかった。腎臓の機能は一度その機能を失うと回復するコトがない場合多いらしい」
「腎不全?悪くなったら、人工透析しなくちゃいけなくなるの?」
「そう言うコトだ」
「自分では何かおかしいと気づいていたかもしれない。でも、社長は自分のカラダよりも奥様のカラダをずっと気に掛けていたから」
それは俺が望んでやって来たコトだけど、香音だけはどうしても手に入れたかった。
「どうしたの?永遠君。思い詰めた顔をして・・・」
「別に、何もありません」
「君は後3ヵ月弱で俺の元を去るんだ。それにここだけの話。頼の調子も良くない。そうだな。高井田」
「はい」
「今まで、そんなコト一言も・・・」
「社長に口止めされていたんだ。永遠」
「俺も最近知った…頼のヤツ…親友の俺にも何も言わなかったんだ・・・」
「それって命に関わるコト?」
「治療を怠れば、命に関わるかもしれない。社長は慢性の腎不全を患っている。ずっと自覚症状がなかったから本人も全く気付かなかった。腎臓の機能は一度その機能を失うと回復するコトがない場合多いらしい」
「腎不全?悪くなったら、人工透析しなくちゃいけなくなるの?」
「そう言うコトだ」
「自分では何かおかしいと気づいていたかもしれない。でも、社長は自分のカラダよりも奥様のカラダをずっと気に掛けていたから」