秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「俺…父さんの元に戻った方がいいんじゃないの?」
「永遠!?」
「後3ヵ月だけど・・・父さんのコト心配だ。それに母さんは父さんの病状を知ってるの?」
「奥様には伝えていない」
「じゃ尚更、俺は邸宅に戻るべきだ。濱部社長…俺今年いっぱいで退職します」
香音と共に仕事をするのは息苦しいし、濱部社長から経営者としてのノウハウは全部学んだと思う。
「事情が事情だし…永遠君がそう言うんなら…どうだ?高井田副社長」
「やはり、社長には仕事よりも治療に専念して欲しいですから・・・永遠の申し出は嬉しいよ」
「本当に勝手を言って申し訳有りません。社長」
「何を言ってんだ。俺だって頼にはまだまだ元気で居て貰いたい。まぁ、俺も調子悪いけど…そうだ。薬を飲む忘れていたよ」
社長は思い立ったようにソファから腰を上げて、デスクに歩み寄り、薬の入ったタブレットを取り出した。
「社長、待って下さい。今すぐにお水を用意します」
「永遠!?」
「後3ヵ月だけど・・・父さんのコト心配だ。それに母さんは父さんの病状を知ってるの?」
「奥様には伝えていない」
「じゃ尚更、俺は邸宅に戻るべきだ。濱部社長…俺今年いっぱいで退職します」
香音と共に仕事をするのは息苦しいし、濱部社長から経営者としてのノウハウは全部学んだと思う。
「事情が事情だし…永遠君がそう言うんなら…どうだ?高井田副社長」
「やはり、社長には仕事よりも治療に専念して欲しいですから・・・永遠の申し出は嬉しいよ」
「本当に勝手を言って申し訳有りません。社長」
「何を言ってんだ。俺だって頼にはまだまだ元気で居て貰いたい。まぁ、俺も調子悪いけど…そうだ。薬を飲む忘れていたよ」
社長は思い立ったようにソファから腰を上げて、デスクに歩み寄り、薬の入ったタブレットを取り出した。
「社長、待って下さい。今すぐにお水を用意します」