秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
ベットの下には脱ぎ散らかした私の下着と服。

私は慌ててベットから降りて、それらをかき集めて着込んだ。
普段の私はこんな軽い女じゃない。
野島先輩に別れを告げられたからってお酒を飲んで、酔った勢いで見知らぬ男と過ちを犯すとは

何と言う失態。

「男が戻ってくる前に帰ろう」

入口から出ようとした瞬間。

ドアが開き、私は過ちの相手と顔を合わせた。


「ええ~っ!!?」

見知らぬ男どころか・・・

毎日、社長室で顔を合わせ、私をこき使う冷血秘書の麻生さん?


「酔いは醒めたのか?」

目の前の麻生さんは黒いバスローブを着こみ、プライベート全開の無防備な姿だった。
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