秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「じゃ俺はここで。今夜はご馳走様でした。永遠さん」

「緑川の件、頼んだぞ」

「何度も言わないで下さい。分かっていますよ」
柾貴さんは手を振って、私達と駅前で別れた。


「柾貴に任せておけば、大丈夫か・・・」

「柾貴さんって頼りになりますね」

「ん、あ…頼りになるから…皆から頼りにされる。特に稜真はコトある毎に柾貴に相談する」

「いい人過ぎて…柾貴さん自身が疲れないのかな?」

「疲れてると思うよ」

「癒しの相手、早く見つかるといいですね」


「今夜はどうする?泊まる??」

「はい…永遠さんの部屋ですよね」

「何、お前の部屋でもいいけど・・・」

「私の部屋は・・・」

私が言葉を濁すと永遠さんの表情が急変した。


「また、散らかってるのか?」

「仕事が忙しくて・・・」

「仕事で誤魔化すなよ…全く」





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