秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「訊いて下さい・・・野島先輩。麻生さんって酷いんですよ」
偶々食堂の入口でバッタリ会った交際相手の野島博(ノジマヒロシ)先輩に愚痴った。
「麻生の酷さは今に始まったワケじゃないだろ?小池」
野島先輩は我が大手化粧品メーカー『星凛堂』の花形部署・海外事業部所属。
私は入社半年目の秘書課勤務。名前は小池香音(コイケカノン)
今は社長秘書として日々忙しい毎日を過ごしていた。
私の教育係である麻生永遠(アソウトワ)さんは新人の私をこき使う。
彼は秘書の仕事に命を賭けているかのようにワーカーホリックに業務をこなす。
秘書の仕事に遣り甲斐はあるけど、麻生さん程じゃない。
彼の厳しい指導のおかげで、最短で秘書の仕事をこなせるようになったけど。
でも、彼と私は馬が合わない。
「今夜はストレス解消にパーッと飲みに行くか?」
「仕事忙しくないの?」
花形部署ともなれば、連日残業もザラ、急な出張だって茶飯事だった。
今は大丈夫と言っても、何処で仕事の予定が急変するかもわからない。
何度、それで二人のデートが流れたか。
「大丈夫。今夜はお前の為にアフターは空けとくよ」
「ありがとう。野島先輩」
「小池、私が何だって・・・」
偶々食堂の入口でバッタリ会った交際相手の野島博(ノジマヒロシ)先輩に愚痴った。
「麻生の酷さは今に始まったワケじゃないだろ?小池」
野島先輩は我が大手化粧品メーカー『星凛堂』の花形部署・海外事業部所属。
私は入社半年目の秘書課勤務。名前は小池香音(コイケカノン)
今は社長秘書として日々忙しい毎日を過ごしていた。
私の教育係である麻生永遠(アソウトワ)さんは新人の私をこき使う。
彼は秘書の仕事に命を賭けているかのようにワーカーホリックに業務をこなす。
秘書の仕事に遣り甲斐はあるけど、麻生さん程じゃない。
彼の厳しい指導のおかげで、最短で秘書の仕事をこなせるようになったけど。
でも、彼と私は馬が合わない。
「今夜はストレス解消にパーッと飲みに行くか?」
「仕事忙しくないの?」
花形部署ともなれば、連日残業もザラ、急な出張だって茶飯事だった。
今は大丈夫と言っても、何処で仕事の予定が急変するかもわからない。
何度、それで二人のデートが流れたか。
「大丈夫。今夜はお前の為にアフターは空けとくよ」
「ありがとう。野島先輩」
「小池、私が何だって・・・」