秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
永遠side~
香音の実家の祖父が倒れ、命の関わる深刻な状況だと。
俺は副社長経由でそのコトを知った。
香音に事情を訊けば、唯のギッコリ腰だと笑って説明した。
心配して、俺はどう励まそうかと考えていたのに、何だか拍子抜けした。
「永遠さん、例の緑川の件上手くいきそうですよ」
「そ、そっか、ありがとう。柾貴」
金曜日のアフターは柾貴と新宿で落ち合い、飲みに出かけた。
「お前と二人で飲むのなんて初めてだな・・・」
「小池さんの祖父の容体はどうなんですか?」
「ん、あ」
副社長経由で柾貴達の元にも小池のコトは知れ渡っているようだった。
「唯のギックリ腰だって・・・アイツ今年の正月、実家に帰って居なかったらしい。だから、祖父の孫の顔見たさの嘘だった」
「へぇー」
「で、明日は小池の実家に行くんですか?」
「まぁな」
「それはそれは」
柾貴はそう言って刺身に箸を伸ばした。
俺は副社長経由でそのコトを知った。
香音に事情を訊けば、唯のギッコリ腰だと笑って説明した。
心配して、俺はどう励まそうかと考えていたのに、何だか拍子抜けした。
「永遠さん、例の緑川の件上手くいきそうですよ」
「そ、そっか、ありがとう。柾貴」
金曜日のアフターは柾貴と新宿で落ち合い、飲みに出かけた。
「お前と二人で飲むのなんて初めてだな・・・」
「小池さんの祖父の容体はどうなんですか?」
「ん、あ」
副社長経由で柾貴達の元にも小池のコトは知れ渡っているようだった。
「唯のギックリ腰だって・・・アイツ今年の正月、実家に帰って居なかったらしい。だから、祖父の孫の顔見たさの嘘だった」
「へぇー」
「で、明日は小池の実家に行くんですか?」
「まぁな」
「それはそれは」
柾貴はそう言って刺身に箸を伸ばした。