秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
《25》花婿失格!?
香音side~
『もうすぐ着く』の知らせに玄関を飛び出した。
家の前には見慣れないSⅤ車。
車の前には永遠さんと柾貴さんの姿があった。
「いらっしゃい。永遠さんと柾貴さん」
「元気そうだな。香音」
実家に戻ってこの3日間はお兄ちゃんに春白菜の収穫に借り出され、連日バテバテだった。
日焼けはするは、普段使わない筋肉を使うもんだから全身が筋肉痛で痛い。
「全然、元気じゃないです」
「おお~っ。いい所に来たなっ。神宮寺」
畑から戻って来たお兄ちゃんが好意的な笑みを口許に浮かべて近寄って来た。
この間の態度とは一変したお兄ちゃんを永遠さんは訝しげに見つめる。
『何か裏がある』
お兄ちゃんを見る永遠さんの目はそう語っていた。
永遠さんの思う通り、お兄ちゃんの友好的な態度には裏がある。
お兄ちゃんは永遠さんに春白菜の収穫を手伝わせるつもりだ。
家の前には見慣れないSⅤ車。
車の前には永遠さんと柾貴さんの姿があった。
「いらっしゃい。永遠さんと柾貴さん」
「元気そうだな。香音」
実家に戻ってこの3日間はお兄ちゃんに春白菜の収穫に借り出され、連日バテバテだった。
日焼けはするは、普段使わない筋肉を使うもんだから全身が筋肉痛で痛い。
「全然、元気じゃないです」
「おお~っ。いい所に来たなっ。神宮寺」
畑から戻って来たお兄ちゃんが好意的な笑みを口許に浮かべて近寄って来た。
この間の態度とは一変したお兄ちゃんを永遠さんは訝しげに見つめる。
『何か裏がある』
お兄ちゃんを見る永遠さんの目はそう語っていた。
永遠さんの思う通り、お兄ちゃんの友好的な態度には裏がある。
お兄ちゃんは永遠さんに春白菜の収穫を手伝わせるつもりだ。