秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
《3》変わる関係
香音side~
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「小池…この書類10部コピーしてくれ」
「はい」
麻生さんが私に書類を手渡した。
自然と触れ合った彼の指先に私のカラダが反応し、書類が床に落ちた。
「申し訳有りません・・・」
「お前は何をしているんだ?ちゃんと受け取ってくれ。小池」
麻生さんの呆れた声を訊きながら、私はその場にしゃがみ、落ちた書類を拾う。
「頼んだぞ」
麻生さんはそう言うと奥の給湯室に行ってしまった。
「麻生君…顔を赤かったけど…熱でもあるのか?」
社長が私に向かって心配そうに呟く。
「かなり無理をさせている面はあるからなぁー」
「・・・」
「小池…この書類10部コピーしてくれ」
「はい」
麻生さんが私に書類を手渡した。
自然と触れ合った彼の指先に私のカラダが反応し、書類が床に落ちた。
「申し訳有りません・・・」
「お前は何をしているんだ?ちゃんと受け取ってくれ。小池」
麻生さんの呆れた声を訊きながら、私はその場にしゃがみ、落ちた書類を拾う。
「頼んだぞ」
麻生さんはそう言うと奥の給湯室に行ってしまった。
「麻生君…顔を赤かったけど…熱でもあるのか?」
社長が私に向かって心配そうに呟く。
「かなり無理をさせている面はあるからなぁー」
「・・・」