秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
《LAST》次の花嫁
永遠side~
愛と奈都也さんの挙式日。
「子供が既に二人も居て、今更どうして挙式をするんだ…全く」
「頼さん・・・愛の花嫁姿見たくないんですか?」
「愛の花嫁姿は見たいが・・・一緒にヴァージンロードを歩くのが嫌なんだ。それに・・・新郎の緑川と俺は1歳違いだぞ」
「まだ、緑川さんの年齢にこだわっているんですか?」
「当然だ」
「愛の選んだ相手なんだから、仕方がないでしょ?」
お父さんは教会の控室に来ても尚、ブツブツと二人の結婚に文句を言っていた。
「父さんだって母さんに酷いコトしてたって訊いたぞ」
「はぁ?」
父さんが俺を鋭い目を向ける。
「何の話だ?永遠」
「母さんから父さんとの馴れ初めを訊いたんだ」
「深幸!?何、永遠に余計なコト言うんだよ!?」
「ついつい口が滑ってしまって…ゴメンなさい。頼さん」
「あれは若気の至りだ。俺はキチンと時間をかけて母さんに罪を償ったからな。永遠」
「そう思っておくよ」
ドアを誰かがノックした。
「俺が出るよ」
ドアを開けるとそこには柾貴と緑川冬也が立っていた。
「緑川が神宮寺社長に挨拶したいんだけど・・・いいか?永遠」
「いいけど」
俺は緑川冬也を招き入れた。
「永遠,どなた?」
「初めまして、緑川冬也と申します」
「子供が既に二人も居て、今更どうして挙式をするんだ…全く」
「頼さん・・・愛の花嫁姿見たくないんですか?」
「愛の花嫁姿は見たいが・・・一緒にヴァージンロードを歩くのが嫌なんだ。それに・・・新郎の緑川と俺は1歳違いだぞ」
「まだ、緑川さんの年齢にこだわっているんですか?」
「当然だ」
「愛の選んだ相手なんだから、仕方がないでしょ?」
お父さんは教会の控室に来ても尚、ブツブツと二人の結婚に文句を言っていた。
「父さんだって母さんに酷いコトしてたって訊いたぞ」
「はぁ?」
父さんが俺を鋭い目を向ける。
「何の話だ?永遠」
「母さんから父さんとの馴れ初めを訊いたんだ」
「深幸!?何、永遠に余計なコト言うんだよ!?」
「ついつい口が滑ってしまって…ゴメンなさい。頼さん」
「あれは若気の至りだ。俺はキチンと時間をかけて母さんに罪を償ったからな。永遠」
「そう思っておくよ」
ドアを誰かがノックした。
「俺が出るよ」
ドアを開けるとそこには柾貴と緑川冬也が立っていた。
「緑川が神宮寺社長に挨拶したいんだけど・・・いいか?永遠」
「いいけど」
俺は緑川冬也を招き入れた。
「永遠,どなた?」
「初めまして、緑川冬也と申します」