秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「只今、戻りました」
昼休み時間の終わる5分前・・・
私は社長室に戻った。
私よりも後でランチを食べていた麻生さんは既に椅子に座り、ノートパソコンのキーを叩く。
「昼休みはまだ5分残ってるぞ」
「十分休みましたから・・・」
「そうか…なら、これを頼む」
麻生さんは文書を保存し、徐に立ち上がって、自分のデスクに乗っていた書類の山を私のデスクにドンと置いた。
「私は昼から社長と共に外出する。小池の入力の早さなら今日中には片付くだろ?」
「ええ~っ!!?私でもこれは・・・」
これでは定時に帰れない。
「明日ではいけませんか?」
「明日?明日では間に合わない」
「今夜は大事な用が・・・」
「あ…そう言えば、野島さんとデートの約束していたな。まぁ―海外事業部も定時で帰るコトはまずない。デートの約束自体、無駄なコトだ」
昼休み時間の終わる5分前・・・
私は社長室に戻った。
私よりも後でランチを食べていた麻生さんは既に椅子に座り、ノートパソコンのキーを叩く。
「昼休みはまだ5分残ってるぞ」
「十分休みましたから・・・」
「そうか…なら、これを頼む」
麻生さんは文書を保存し、徐に立ち上がって、自分のデスクに乗っていた書類の山を私のデスクにドンと置いた。
「私は昼から社長と共に外出する。小池の入力の早さなら今日中には片付くだろ?」
「ええ~っ!!?私でもこれは・・・」
これでは定時に帰れない。
「明日ではいけませんか?」
「明日?明日では間に合わない」
「今夜は大事な用が・・・」
「あ…そう言えば、野島さんとデートの約束していたな。まぁ―海外事業部も定時で帰るコトはまずない。デートの約束自体、無駄なコトだ」