秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
《6》ありえない嫉妬
永遠side~
『なんちゃって』と笑って冗談だと言い切る小池。
小池の口許は笑みを浮かべているけど、その笑みはわざとらしく、瞳は切なそうに俺を見つめる。
『本当は俺もお前がスキだ』と言いたい。
でも、俺とお前は・・・
小池お前とは社外で出会いたかった。
例えば、取引先の秘書とかetc・・・
同じ会社でしかも同じ社長秘書なんてハイリスクもいい所。
バレたら俺はクビ、『クリスタル』の後継者にもなれない。
俺が自ら望んで入社した『星凛堂』なのに。
小池のコトを考えると・・・
オーダーしたケーキセットとコーヒーがテーブルの上に置かれた。
「美味しそう」
小池はオーバーアクションで喜び、チーズケーキをフォークで小さく切り分ける。
彼女の反応一つ一つが俺の胸を痛ませた。
小池の口許は笑みを浮かべているけど、その笑みはわざとらしく、瞳は切なそうに俺を見つめる。
『本当は俺もお前がスキだ』と言いたい。
でも、俺とお前は・・・
小池お前とは社外で出会いたかった。
例えば、取引先の秘書とかetc・・・
同じ会社でしかも同じ社長秘書なんてハイリスクもいい所。
バレたら俺はクビ、『クリスタル』の後継者にもなれない。
俺が自ら望んで入社した『星凛堂』なのに。
小池のコトを考えると・・・
オーダーしたケーキセットとコーヒーがテーブルの上に置かれた。
「美味しそう」
小池はオーバーアクションで喜び、チーズケーキをフォークで小さく切り分ける。
彼女の反応一つ一つが俺の胸を痛ませた。