秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
《7》社内旅行
永遠side~
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「佐藤、俺に相談って何だ?」
マーケティング部の佐藤は俺と同じハーバード大学経済学部出身。
俺は久し振りに佐藤に誘われて新橋の全国チェーンの居酒屋で飲む。
一応、個室だが、壁が薄いのか、隣の女性陣の笑い声や会話が耳障りに聞えた。
俺は焼酎のロックを飲みながら、今朝焼津港でとれた新鮮なアジのたたきを口に運んだ。
「えーと小池さんって海外事業部の野島さんとは別れたんですよね」
「野島さんは受付嬢の荒木さんと結婚するんだぞ。とっくに別れてるよ」
荒木さんは妊娠の為退職。
12月12日。
二人は挙式披露宴を行う。野島さんから俺に披露宴の招待状が送られて来た。
彼は自身の学歴にコンプレックス抱いているのか俺を毛嫌いしてる。
俺も彼を嫌っているし、正直な所は出席したくないが。
それでは大人げない。俺は立派なオトナ、同期として出席すると承諾した。
「小池さんって彼氏居るんですか?」
「・・・さあな」
「佐藤、俺に相談って何だ?」
マーケティング部の佐藤は俺と同じハーバード大学経済学部出身。
俺は久し振りに佐藤に誘われて新橋の全国チェーンの居酒屋で飲む。
一応、個室だが、壁が薄いのか、隣の女性陣の笑い声や会話が耳障りに聞えた。
俺は焼酎のロックを飲みながら、今朝焼津港でとれた新鮮なアジのたたきを口に運んだ。
「えーと小池さんって海外事業部の野島さんとは別れたんですよね」
「野島さんは受付嬢の荒木さんと結婚するんだぞ。とっくに別れてるよ」
荒木さんは妊娠の為退職。
12月12日。
二人は挙式披露宴を行う。野島さんから俺に披露宴の招待状が送られて来た。
彼は自身の学歴にコンプレックス抱いているのか俺を毛嫌いしてる。
俺も彼を嫌っているし、正直な所は出席したくないが。
それでは大人げない。俺は立派なオトナ、同期として出席すると承諾した。
「小池さんって彼氏居るんですか?」
「・・・さあな」