秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
小さい頃の俺は泣き虫で妹の愛に良く泣かされた。
父さんには『男のクセに、妹に泣かされるなんて情けないぞ!』と叱り飛ばされたが。
母さんは俺に『これでも食べて落ち着きなさい』とキャンディをくれた。
母さんから貰ったキャンディを食べると自然と泣き止み、心が落ち着いた。
「麻生さんって…いつもキャンディを持っているんですか?」
「ああ」
「大阪のおばちゃんみたい」
「俺の厚意をどうしてお前は無碍にするんだ?」
「…いただきます」
小池は俺をからかいながらも、キャンディを口にした。
「葡萄味だ・・・」
「他にもオレンジ、レモンと違う種類もあるぞ」
小池は落ち着きを戻して口許に笑みが湛えた。
父さんには『男のクセに、妹に泣かされるなんて情けないぞ!』と叱り飛ばされたが。
母さんは俺に『これでも食べて落ち着きなさい』とキャンディをくれた。
母さんから貰ったキャンディを食べると自然と泣き止み、心が落ち着いた。
「麻生さんって…いつもキャンディを持っているんですか?」
「ああ」
「大阪のおばちゃんみたい」
「俺の厚意をどうしてお前は無碍にするんだ?」
「…いただきます」
小池は俺をからかいながらも、キャンディを口にした。
「葡萄味だ・・・」
「他にもオレンジ、レモンと違う種類もあるぞ」
小池は落ち着きを戻して口許に笑みが湛えた。