マジLOVE〜恋した瞬間〜
大切な子
桔梗side
「ハァ〜。」
私は、大きなため息をついた。
「どうしたのよ、桔梗?ため息なんか、ついちゃって。」
アカちんが、ジュースを飲みながら聞いてきた。
「だっ、だって、美優ちゃんに好きな人が出来るなんて‥‥‥!!」
私は、半泣き状態だ。
「しょうがないでしょう?美優、楓のことが好きになっちゃったんだから。」
そんな私に比べ、アカちんは冷静だ。
「良くない!!楓は、成績優秀でスポーツ万能。おまけにカッコイイ。うわ〜ん!!これじゃ、全然、勝ち目ないよォ〜!!」
私は、枕を抱き枕にして、大声で叫んだ。
「いい加減にみっともなく騒ぐのはやめなさいよ!!それに、成績優秀でスポーツ万能なのは、あんたも同じじゃないの!!」
私の幼なじみ・『アカちん』こと、『本郷茜【ほんごうあかね】』は、マジギレした!!
「でもォ、アカちん‥‥‥。」
涙目で、そう答えた私は、腰まである艷やかな長い黒髪の超美人。
私は、『各務野桔梗【かがみのききょう】』。
16歳、高1。
『美優ちゃん』というのは、アカちんの女友達で、『結城美優【ゆうきみゆう】』。
私の『好きな相手』。
ふんわりとした、天然の超美少女だ。
だからって、私が『レズ』とか思わないでね。
実は、私、こんなだけど、れっきとした『男』なんです。
初めて人に会うたびに、『男』だと知った時の反応は、『ええっ!?ウソ!?男なの!?』の驚きの一言。
まぁ、慣れてますけどね。
でも、高校の入学式の日に一目惚れした、美優ちゃんに、未だに『女の子』として、見られているのには、さすがにツラいものがあるなぁ。
ハァ〜。
でも、美優ちゃんは、私にとって、『大切な子』なんだもの。
誰にも渡したくないなぁ。
そして、私は再び、大きなため息をついた。
私は、大きなため息をついた。
「どうしたのよ、桔梗?ため息なんか、ついちゃって。」
アカちんが、ジュースを飲みながら聞いてきた。
「だっ、だって、美優ちゃんに好きな人が出来るなんて‥‥‥!!」
私は、半泣き状態だ。
「しょうがないでしょう?美優、楓のことが好きになっちゃったんだから。」
そんな私に比べ、アカちんは冷静だ。
「良くない!!楓は、成績優秀でスポーツ万能。おまけにカッコイイ。うわ〜ん!!これじゃ、全然、勝ち目ないよォ〜!!」
私は、枕を抱き枕にして、大声で叫んだ。
「いい加減にみっともなく騒ぐのはやめなさいよ!!それに、成績優秀でスポーツ万能なのは、あんたも同じじゃないの!!」
私の幼なじみ・『アカちん』こと、『本郷茜【ほんごうあかね】』は、マジギレした!!
「でもォ、アカちん‥‥‥。」
涙目で、そう答えた私は、腰まである艷やかな長い黒髪の超美人。
私は、『各務野桔梗【かがみのききょう】』。
16歳、高1。
『美優ちゃん』というのは、アカちんの女友達で、『結城美優【ゆうきみゆう】』。
私の『好きな相手』。
ふんわりとした、天然の超美少女だ。
だからって、私が『レズ』とか思わないでね。
実は、私、こんなだけど、れっきとした『男』なんです。
初めて人に会うたびに、『男』だと知った時の反応は、『ええっ!?ウソ!?男なの!?』の驚きの一言。
まぁ、慣れてますけどね。
でも、高校の入学式の日に一目惚れした、美優ちゃんに、未だに『女の子』として、見られているのには、さすがにツラいものがあるなぁ。
ハァ〜。
でも、美優ちゃんは、私にとって、『大切な子』なんだもの。
誰にも渡したくないなぁ。
そして、私は再び、大きなため息をついた。