マジLOVE〜恋した瞬間〜
時雨side
「お兄ちゃん、おはよう!!」
俺の可愛い妹・美優が、制服姿でリビングに入ってきた。
おお、今日も一段と可愛い!!
俺は、心の中で叫んでいた。
トーストを頬張りながら、美優が言った。
「あのね、お兄ちゃん。」
「ん!?何だ!?」
「明日、友達、家に連れて来るからね!!」
にっこり微笑みながら、そう言った美優だが、まず、聞かなければならないことがある。
「まさか、『男』じゃないだろうな!?」
「違うよ。」
きっぱりと即答し、言い切ったので、安心した。
「そうかぁ。分かった。お兄ちゃんの手作りケーキ、作っておいてやる。」
俺が笑って、そう言うと、美優は、
「やった〜っ!!久しぶりのお兄ちゃんのケーキ!!めっちゃ美味しいんだよね!!」
そう言うと、さらににっこりと笑った。
我が妹ながら、可愛くてたまらん!!
俺の名前は『結城時雨【ゆうきしぐれ】』。
17歳、高2。
学年一トップの秀才で、スポーツ万能。
眉目秀麗。
そんな俺は、『女』にモテまくっていたが、今は、自分の恋愛よりも、『妹』の美優のことのほうが大切だった。
親友の『緒方泰朋【おがたやすとも】』に言わせれば、俺は『超シスコン』らしい。
泰朋いわく、『他の女の子』にも目を向けろってことらしいが、今の俺には、美優以外に『大切な子』なんていないんだ。
そう『あの娘』と出逢うまでは‥‥‥。
俺の可愛い妹・美優が、制服姿でリビングに入ってきた。
おお、今日も一段と可愛い!!
俺は、心の中で叫んでいた。
トーストを頬張りながら、美優が言った。
「あのね、お兄ちゃん。」
「ん!?何だ!?」
「明日、友達、家に連れて来るからね!!」
にっこり微笑みながら、そう言った美優だが、まず、聞かなければならないことがある。
「まさか、『男』じゃないだろうな!?」
「違うよ。」
きっぱりと即答し、言い切ったので、安心した。
「そうかぁ。分かった。お兄ちゃんの手作りケーキ、作っておいてやる。」
俺が笑って、そう言うと、美優は、
「やった〜っ!!久しぶりのお兄ちゃんのケーキ!!めっちゃ美味しいんだよね!!」
そう言うと、さらににっこりと笑った。
我が妹ながら、可愛くてたまらん!!
俺の名前は『結城時雨【ゆうきしぐれ】』。
17歳、高2。
学年一トップの秀才で、スポーツ万能。
眉目秀麗。
そんな俺は、『女』にモテまくっていたが、今は、自分の恋愛よりも、『妹』の美優のことのほうが大切だった。
親友の『緒方泰朋【おがたやすとも】』に言わせれば、俺は『超シスコン』らしい。
泰朋いわく、『他の女の子』にも目を向けろってことらしいが、今の俺には、美優以外に『大切な子』なんていないんだ。
そう『あの娘』と出逢うまでは‥‥‥。