鏡遊び
『ちゃんと持ってきたんだ。赤い水。』

私はカバンの中に入れていた赤い水を取り出す。

そして瑞樹と美希に見せつける。

こんなもの持って来なければよかった。

どうせウソだと思ってたから...。

でも、こんな事になってしまうなんて...。

鏡遊びをしようなんて言わなければよかった。

そんな後悔をしてももう遅い。

私は2人の意見など聞かず、ついに数字を数えだした。



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