鏡遊び
第4章
どれだけ走ったんだろう。
どれだけ時間が経ったんだろう。
私と美希は今、2階の職員室にいた。
また、たまたまなのかここだけ鍵が開いていたのだ。
私たちの息づかいだけが部屋に響いている。
「...もう外大丈夫かな」
「わからない...でもしばらくはここにいよう...そのうち朝になるかもしれないし、そうすれば誰か助けに来てくれるはず。」
「うん...」
冷静に考えてるように見えるけど...美希の手は震えている。
麻己...どうしよう...
助けられなかった...
さっきから考えているのはそればかりだ。
鏡の中に入っていく麻己が頭から離れない。
はっきり言ってトラウマだ。
どれだけ時間が経ったんだろう。
私と美希は今、2階の職員室にいた。
また、たまたまなのかここだけ鍵が開いていたのだ。
私たちの息づかいだけが部屋に響いている。
「...もう外大丈夫かな」
「わからない...でもしばらくはここにいよう...そのうち朝になるかもしれないし、そうすれば誰か助けに来てくれるはず。」
「うん...」
冷静に考えてるように見えるけど...美希の手は震えている。
麻己...どうしよう...
助けられなかった...
さっきから考えているのはそればかりだ。
鏡の中に入っていく麻己が頭から離れない。
はっきり言ってトラウマだ。