鏡遊び
2日後の夜10時、私たちは廃校舎の前に集まった。

昼でも怖いのに、夜だともっと怖くなる。

「......行くの...?」

いつもは怖い話とかを聞いても動じない美希も、さすがに今回はダメらしい。

「もちろん行くよ!せっかくここまで来たんだもん...」

麻己はいつもと変わらない様子で廃校舎に近づいていった。

何かいけない事をしているような気がする...。

私はそう感じた。

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