好きやった。
・あとがき
最後まで作品を読んでくださりありがとうございました。
今回、いろいろと初心に戻ろうと思ってこの作品を書き始めました。
その結果、ただの自己満足なお話になってしまった感じですが、ある意味わたしらしいお話になったかなあと思います。
主人公の強がるくせにあとから気持ちがぶれぶれになる性格は、わたしが生み出すキャラクターの典型的なタイプなので。
読んでいてうじうじしてるなあと思われてそうですが、それはそれでよしとしましょう(苦笑)
今回初心に戻ろうと思った経緯で、自分が入れたい要素を入れるという取り組みをしました。
1:方言
方言が使われているお話に前から挑戦したいと思っていたのですが、いかがだったでしょう。
読みにくくて嫌いという方もいらっしゃったらごめんなさい。
結構方言を入れると何かと書きにくかったなあと、書いてみて思いました。標準語と変えて書くのってややこしい!
でもまたいつか挑戦してみたかったりもします。
ちなみに方言は関西方面の言葉です。
2:ヒロインとヒーローがバスケ部
この組み合わせ好きなんです(笑)
処女作や過去の短編でも取り入れた設定なので、そろそろわたしの趣味もばれてきたんじゃないでしょうか。
ただ毎回全然バスケ部の設定を生かせていないので、ほんと設定だけで自己満足してるなあと反省する次第です。
3:実らない恋、終わらない友情
今回、この要素が作品のテーマでした。
実らない恋のお話なんで常に暗い雰囲気が漂っていましたが、自分としてはバッドエンドではないなあと思っています。
捉え方は人それぞれですが、ラスト2行で書きたかったテーマはちゃんと書けたかなあと思っています。
暗がりの中にも光を見出だせるような……そんなお話になっていたら嬉しく思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
またどこかで会えることを願って。
2015/12/22
秋野桜