ねぇ、好き?
2
崇と別れて、数ヶ月が経った。
“仲の良い同期”
そうとしか思っていなかったのに……
私の心の中で、佐々木の存在が日に日に大きくなっていく。
そんな私の心の変化に気付く事なく、佐々木は相変わらず「付き合おう」なんて言ってくる。
いつものように、お酒の入っている時のみ。
「付き合おう」
そう言われる度に、私は辛くなる。
だって、佐々木には彼女がいるはず。
彼女がいるのに、何でそんな事を言うの?
今までは、こんな気持ちにはならなかった。
だけど、佐々木の事が気になりだしてからは、そんな風に思うようになる。
かと言って、佐々木にそんな事を直接言えるわけでもなく……
人の恋の相談には乗れるし、その悩みについて答える事は出来る。
だけど、自分の事になると全くダメなんだ。
悩んでいるだけで、答えを導き出せない。
“仲の良い同期”
そうとしか思っていなかったのに……
私の心の中で、佐々木の存在が日に日に大きくなっていく。
そんな私の心の変化に気付く事なく、佐々木は相変わらず「付き合おう」なんて言ってくる。
いつものように、お酒の入っている時のみ。
「付き合おう」
そう言われる度に、私は辛くなる。
だって、佐々木には彼女がいるはず。
彼女がいるのに、何でそんな事を言うの?
今までは、こんな気持ちにはならなかった。
だけど、佐々木の事が気になりだしてからは、そんな風に思うようになる。
かと言って、佐々木にそんな事を直接言えるわけでもなく……
人の恋の相談には乗れるし、その悩みについて答える事は出来る。
だけど、自分の事になると全くダメなんだ。
悩んでいるだけで、答えを導き出せない。