大切で、



「じゃあ、もう少し寝るから出ていけよ?」

…いつもは ふざけるくせに。


布団をかぶって
向ちゃんは寝始めた

少しだけ茶色っぽい髪。ほんのり香る匂い。


あの時とは違う向ちゃん…


『…おやすみ』

頬にキス。



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