カリスマ社長に求婚されました
私なら、優一さんを失うことなどできないもの……。
「ごめんね、優一さん。私、もうこだわっていないのに、意地悪な言い方をしちゃって……」
「いや、相手は元カノなんだし、面白くないと感じる方が自然だから」
と言った優一さんは、テレビを消した。
「奈子は、あくまでビジネスパートナーだ。仕事をするうえでは、彼女を尊敬してる。だけど、女性として愛するという意味では違うから」
「うん、分かってるわ。優一さんの想いは、出会ったときからずっと……」
ゆっくり目を閉じると、優一さんから唇を塞がれる。
何度かキスを交わしたあと、彼がポツリと言った。
「なあ、茉奈。今年のクリスマスイプも、船上パーティーに行かないか?」
「えっ? パーティーって、去年みたいなの?」
今でも、鮮やかに思い出せる夢の時間。
キラキラと輝くあのパーティーに、今年も行けるというの?
少し興奮気味の私に、優一さんはにこやかな顔をした。
「ごめんね、優一さん。私、もうこだわっていないのに、意地悪な言い方をしちゃって……」
「いや、相手は元カノなんだし、面白くないと感じる方が自然だから」
と言った優一さんは、テレビを消した。
「奈子は、あくまでビジネスパートナーだ。仕事をするうえでは、彼女を尊敬してる。だけど、女性として愛するという意味では違うから」
「うん、分かってるわ。優一さんの想いは、出会ったときからずっと……」
ゆっくり目を閉じると、優一さんから唇を塞がれる。
何度かキスを交わしたあと、彼がポツリと言った。
「なあ、茉奈。今年のクリスマスイプも、船上パーティーに行かないか?」
「えっ? パーティーって、去年みたいなの?」
今でも、鮮やかに思い出せる夢の時間。
キラキラと輝くあのパーティーに、今年も行けるというの?
少し興奮気味の私に、優一さんはにこやかな顔をした。