カリスマ社長に求婚されました
「もう、優一さんってば。人に見られちゃうかもよ……?」
急に恥ずかしくなって優一さんを睨むと、苦笑いをされた。
「茉奈を見てたら、キスしたくなったんだよ。今夜のドレス、よく似合ってる」
「ありがとう……」
優一さんが用意してくれたドレスは、有名な海外ブランドのもので、白い膝丈のワンピース型ドレスだ。
まるでウエディングドレスみたいだと、密かに思ってしまっている。
でも照れくさすぎて、そんなことは口に出せないけど。
「さあ、行こう。今回は、立食パーティーで自由に食事もできるし、イルミネーションも気軽に眺められる。それに、部屋でゆっくりしてもいい」
「部屋って客室?」
優一さんに手を引かれながら、船内へと入る。
今年もここには、ドレスアップした夫婦やカップルで賑わっていた。
「そう。去年は一緒に過ごせなかっただろう? 今年はふたりで、イブの夜を満喫しよう」
「嬉しい……。ありがとう」
だから、今日は休みを取ってくれたんだ。
私と恋人として、去年と同じクリスマスイプの夜を過ごすために……。
急に恥ずかしくなって優一さんを睨むと、苦笑いをされた。
「茉奈を見てたら、キスしたくなったんだよ。今夜のドレス、よく似合ってる」
「ありがとう……」
優一さんが用意してくれたドレスは、有名な海外ブランドのもので、白い膝丈のワンピース型ドレスだ。
まるでウエディングドレスみたいだと、密かに思ってしまっている。
でも照れくさすぎて、そんなことは口に出せないけど。
「さあ、行こう。今回は、立食パーティーで自由に食事もできるし、イルミネーションも気軽に眺められる。それに、部屋でゆっくりしてもいい」
「部屋って客室?」
優一さんに手を引かれながら、船内へと入る。
今年もここには、ドレスアップした夫婦やカップルで賑わっていた。
「そう。去年は一緒に過ごせなかっただろう? 今年はふたりで、イブの夜を満喫しよう」
「嬉しい……。ありがとう」
だから、今日は休みを取ってくれたんだ。
私と恋人として、去年と同じクリスマスイプの夜を過ごすために……。