カリスマ社長に求婚されました
ランチのイタリアンは、前菜にスープ、それから魚介類のパスタとスイーツのコースになっていて、どれもが本当に美味しかった。
「優一さん、本当にありがとう。とても美味しかった」
お店を出てぎこちないタメ口でお礼を言うと、優一さんは嬉しそうに首を横に振った。
「オレも美味しかった。茉奈って、幸せそうに食べるんだな。見てて、癒されたよ」
「え? そ、そうかな。なんだか、恥ずかしいけど」
子供っぽいと言われているみたいで、照れくさい。
「恥ずかしいことじゃないよ。オレは、美味しそうに食べてもらえて、嬉しかったから。そうそう、午後から茉奈に紹介したい人がいるんだ」
「私に? どんな方?」
「ellのデザイナー兼、一緒に創業した大事な友人ふたりだ」
「え……?」
そういえば朝の話で、ellは三人で創り上げたと言っていた。
その人たちを紹介されるなんて、ほぐれていた緊張が一気に押し寄せてくる気がする。
「優一さん、本当にありがとう。とても美味しかった」
お店を出てぎこちないタメ口でお礼を言うと、優一さんは嬉しそうに首を横に振った。
「オレも美味しかった。茉奈って、幸せそうに食べるんだな。見てて、癒されたよ」
「え? そ、そうかな。なんだか、恥ずかしいけど」
子供っぽいと言われているみたいで、照れくさい。
「恥ずかしいことじゃないよ。オレは、美味しそうに食べてもらえて、嬉しかったから。そうそう、午後から茉奈に紹介したい人がいるんだ」
「私に? どんな方?」
「ellのデザイナー兼、一緒に創業した大事な友人ふたりだ」
「え……?」
そういえば朝の話で、ellは三人で創り上げたと言っていた。
その人たちを紹介されるなんて、ほぐれていた緊張が一気に押し寄せてくる気がする。