誠の旗~桜の花びら~
第1章

〜 平成25年〜

変わらないいつもの毎日。

放課後、部活が終わり帰宅途中。

「はーるか!」

私の名前は橘陽奏
普通の女子高生だがスカートが嫌いでズボン、部活で髪の毛を止めんのがめんどくさくて短髪。

「凛…。うるさい」

走ってくる人…親友。
同じ学年の大崎凛。

私とは正反対のゆるふわ女子高生。

「ひどっ…」

「で、何??」

「あっ!そうそう」

カバンの中から1つの鈴を出し、私に渡してきた。

「京都のお土産~」

桜柄の鈴が『チリん…』と綺麗な音を出す。

綺麗だな…

けど、まさかその鈴が予想もしない出来事が起きるなんて…
< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop