隣の席は好きな人！？

保健室へ… まつりside

あわわ、なんか今日はめまぐるしいほどに春輝と一緒にいるな

今私は！好きな人と2人っきりで廊下を歩いていますっ！

やばいよ…距離が近い

なんか話さないと気まずいよね……

「きょ、今日から中学生だねっ！」

「お、おう。そうだな！」

ん？なんか春輝の様子がおかしい？

いつもだったら、こっちを見て話してくれるのにな…

そっぽ向いてる……

どうしたんかな？

「制服似合うね！！！」

おぉ？うち何言ってんだ！？

視界が回る回る……

ぐるぐるぐるぐる………

やばい勇気出してそんな事言ったら

頭がおかしくなってるかも…ぐるぐる…

「真輝斗もそんなこと言ってたよ」

そう聞こえた気がする…

でも、そんなこと上の空……ぐるぐる

目が回る…ヤバイ倒れる

「おい？まつり？？大丈夫かよ！？おいっ！」

意識が途切れる瞬間春輝がそう言ったような気がした