夜闇に咲く
やっと渡してもらえた。
少しの間だったが、体感速度が上がっていたのかそれに手が触れるとひどく久しぶりに触ったような気がした。
凝縮してきたからか安心感が強い
あ~久しぶり。
日和は鞄を開いて中身を確認した
あれ、ハンカチなくなってるし、
まぁいいんだけど、
……あったあった、
目当ての物を見つけて鞄から取り出す
ノートとシャーペンだ
さぁこれで筆談を、とノートを広げた
「なんだそれはっ!?まさか長州のっ!」
「少し黙れ総司」
「…」
さらさらさらと、字を書く、
(これで筆談しましょう)
「……すまないが読める字でかいてくれ、」
まじか、まさか本当に使うときがくるなんて思ってなかったぜ
昔の、あの何かいてあんのかわかんない字でさらさらと字を書き直した。
「オーきれいじゃん、字。」
……複雑な心境だ。
「わかった、では、最初に、名は何という」
(太刀川 日和)
「太刀川……」
(他には?)
「出身はどこなんだ!さては長州ッ……あてっ!」
ここぞとばかりに自ら土方さんに頭をはたかれに行った総司。
実は好きなんじゃないのか……
京都、と書きそうになった、今の時代まだ京都じゃないもんね、
(京です)
納得していなさそうな人もいたが、気にしないでおこう。
そこまで筆談して、あ、とふと思い出した、
少しの間だったが、体感速度が上がっていたのかそれに手が触れるとひどく久しぶりに触ったような気がした。
凝縮してきたからか安心感が強い
あ~久しぶり。
日和は鞄を開いて中身を確認した
あれ、ハンカチなくなってるし、
まぁいいんだけど、
……あったあった、
目当ての物を見つけて鞄から取り出す
ノートとシャーペンだ
さぁこれで筆談を、とノートを広げた
「なんだそれはっ!?まさか長州のっ!」
「少し黙れ総司」
「…」
さらさらさらと、字を書く、
(これで筆談しましょう)
「……すまないが読める字でかいてくれ、」
まじか、まさか本当に使うときがくるなんて思ってなかったぜ
昔の、あの何かいてあんのかわかんない字でさらさらと字を書き直した。
「オーきれいじゃん、字。」
……複雑な心境だ。
「わかった、では、最初に、名は何という」
(太刀川 日和)
「太刀川……」
(他には?)
「出身はどこなんだ!さては長州ッ……あてっ!」
ここぞとばかりに自ら土方さんに頭をはたかれに行った総司。
実は好きなんじゃないのか……
京都、と書きそうになった、今の時代まだ京都じゃないもんね、
(京です)
納得していなさそうな人もいたが、気にしないでおこう。
そこまで筆談して、あ、とふと思い出した、