夜闇に咲く
「ねぇ、君さ」
「なに、」
「ちょっと離れすぎじゃない?」
いま、沖田さんの部屋兼僕の部屋なうです。
「いや、でも流石にさ、ねぇ」
男と女同じ部屋はどうかと思うけどなぁ
まあ、普通男しかいないんですけどもね?
「沖田さんも嫌でしょ?僕と同じ部屋なんて」
「別にもう……って、総司でいいよ、いまさらだろ?」
総司……なんか丸くなったな
「なんか、今日は色んなことありすぎてもう疲れた」
「え?まだ日が落ちてないですよ??寝るんですか?」
寝るわけないよこんな明るいのに
「ちょっと走ってきます」
「は?え?」
驚く総司を横目に襖を開けた
さぁ入り口はどこだったかと廊下に出ようとした時だった
「太刀川」
「げっ」
そこには土方さんがいた
「お前なぁ……どこ行くつもりだ」
「ちょっとそこら辺を走ってこようと」
腕を組んで僕のことを見下ろしてくる土方さんにそう言った
ランニング的な
「なんのためにだ。何も頼んでいないだろう」
「いやだから、ランニング的な」
土方さんの目が光ったように見えたのは幻覚かな。うん。
「らんにんぐ、とはなんだ?」
「あーうん。そういうこと、です、はい……」
どういう事だよ、と自分で突っ込みながら走り出した
「おい、たちか……」
後ろで土方さんがなんか言ってるけどまあいいや
失態だな……
「なに、」
「ちょっと離れすぎじゃない?」
いま、沖田さんの部屋兼僕の部屋なうです。
「いや、でも流石にさ、ねぇ」
男と女同じ部屋はどうかと思うけどなぁ
まあ、普通男しかいないんですけどもね?
「沖田さんも嫌でしょ?僕と同じ部屋なんて」
「別にもう……って、総司でいいよ、いまさらだろ?」
総司……なんか丸くなったな
「なんか、今日は色んなことありすぎてもう疲れた」
「え?まだ日が落ちてないですよ??寝るんですか?」
寝るわけないよこんな明るいのに
「ちょっと走ってきます」
「は?え?」
驚く総司を横目に襖を開けた
さぁ入り口はどこだったかと廊下に出ようとした時だった
「太刀川」
「げっ」
そこには土方さんがいた
「お前なぁ……どこ行くつもりだ」
「ちょっとそこら辺を走ってこようと」
腕を組んで僕のことを見下ろしてくる土方さんにそう言った
ランニング的な
「なんのためにだ。何も頼んでいないだろう」
「いやだから、ランニング的な」
土方さんの目が光ったように見えたのは幻覚かな。うん。
「らんにんぐ、とはなんだ?」
「あーうん。そういうこと、です、はい……」
どういう事だよ、と自分で突っ込みながら走り出した
「おい、たちか……」
後ろで土方さんがなんか言ってるけどまあいいや
失態だな……