夜闇に咲く
「…っし、コレで竹刀腰に差してと、鞄どうするか、」
背中に結んでいた竹刀を紐でくくって腰に巻きなおした。

うーむ

えー、あー、…!しゃーないし、しょーがない、いや、でも、うう…泣


日和は泣く泣く決断の時だ……と
鞄の中身をどうしてもいるものといらないものにわけているものを風呂敷に包んで立ち上がる。



いらないと判断したものは一度、一度ね!!木の下に埋める、ポチの猫缶が入っていたビニール袋をかぶせておいた。


なぜ一度なのか、それは。


下の町をみてから、また戻ってこようとしていたから。

















かなわぬものとなりそうだが。
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