世界の終わりに


「あなたは誰ですか?」

私は震える声で尋ねた。
男が口を開き、応える。

怖くてたまらない。




ー君を作った者だ。


窓から延びる月の光が彼の顔を照らした。
私はぐっと息を飲んだ。
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