サマー・プライド







スターティングブロックに足を掛けて、

白いラインに手を添えて。






またひとつ、大きく深呼吸。










『…Set___』







少しの音もしない、極限の空間。


たったひとつの合図を待って
誰もが究極の集中に囚われる。









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