Snow Men
4*静かな夜
夏の風物詩であるカラオケ大会は例年通り無事に終わった。
昼間のうだるような暑さは夜になっても続いていた。
誰もいなくなった会場でぼんやりと夜空を見あげていたら、
「はい、お疲れ様」
その声と同時に、横からペットボトルのサイダーが差し出された。
「雪音」
いつの間にきていたのだろうか、僕の隣に雪音がいた。
「3連覇おめでとう」
祝いの言葉をかけてきた雪音に、
「ありがとう」
僕は答えると、ふたを開けた。
今年のカラオケ大会も、去年おととしと引き続いて僕が優勝をした。
昼間のうだるような暑さは夜になっても続いていた。
誰もいなくなった会場でぼんやりと夜空を見あげていたら、
「はい、お疲れ様」
その声と同時に、横からペットボトルのサイダーが差し出された。
「雪音」
いつの間にきていたのだろうか、僕の隣に雪音がいた。
「3連覇おめでとう」
祝いの言葉をかけてきた雪音に、
「ありがとう」
僕は答えると、ふたを開けた。
今年のカラオケ大会も、去年おととしと引き続いて僕が優勝をした。