恋をしよう!
「えー、どう違うんですかー?」

そう聞いたわたしに、
「もう寝るぞ、夜も遅いんだ」

先生が言った。

「はーい、わかりました。

じゃあ、おやすみなさい。

また明日、学校で」

「ああ、おやすみ」

先生からの電話が切れた。

通話終了になったスマートフォンを見つめると、パタンとベッドに寝転んだ。

「先生の声が聞けてよかった」

フフッと笑いながら、スマートフォンを充電させた。

これで明日もまた実行委員の仕事を頑張ることができるよ。

「さてと、わたしも寝よっと」

よいしょとベッドから起きあがると、明日の支度をした。
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