恋をしよう!
あっ、そうだ!

どう言う衣装で参列するか決めないといけないんだった!

そう思っていたら、
「安心してください、わたしたちが作りますから」

千秋ちゃんが言った。

「えっ?」

作るって、衣装をですか?

「さあさあ、早く採寸をしましょう!」

「はい、腕あげてー。

バストとウエストとヒップのサイズを図るよー」

千秋ちゃんがわたしの躰から離れたと思ったら、その代わりと言うようにメジャーを片手にクラスの女の子たちに囲まれてしまった。

「えっ…わわっ、きゃあっ!?」

メジャーで躰をグルグルと巻かれて、サイズを図られてしまった。

「えーっと、バストが…」

呟きながらだけど、言うんですか!?
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