恋をしよう!
「わかりました。

楽しみに待ってます」

そう言ったわたしに、
「じゃあ、おやすみ」

先生が言った。

「おやすみなさい」

わたしが返事をしたら、電話が切れた。

スマートフォンを胸に抱えると、パタンとベッドに横になった。

「やったー!」

デートに誘われたことを嬉しく思いながら、ベッドのうえでジタバタを繰り広げた。

どうしよう!

楽しみ過ぎて今夜から眠れない!

「早速、当日に着て行く服を選ばなくっちゃ!」

ベッドから起きあがると、クローゼットとタンスを開けて服選びに取りかかった。

動きやすくて、だけどもかわいい服を選んだ。
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