恋をしよう!
でも先生のことは話したくない…ああ、そうだ。

「いるよ…って言ったら、千秋ちゃんはどうする?」

わたしは千秋ちゃんに聞いた。

「えっ…」

千秋ちゃんは戸惑っている。

「答えがどうであった場合、千秋ちゃんは秘密にしてくれる?

わたし、千秋ちゃんのことを信じてるの」

「ああ、そうなの…。

ありがとう、美咲ちゃん」

千秋ちゃんは満更でもないと言う様子でお礼を言った。

「だから、本当かウソであったとしても黙っていてくれる?

千秋ちゃんのことを信じているから、言っているんだよ?」

「う、うん…」

よしよし、これはうまく行くぞ…。

信じているからと半ば強引に洗脳させて…本当は洗脳はいけないけれど、今はウダウダとのん気に正論を述べている場合ではない。
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