僕らの進む道
同じ学校の奴は強く、俺もそこそこやれた
いつの間にか背中を合わせ戦っていて
割りと直ぐに型がついた
「…まだやるのか?」
高校生の男達は倒れ
「ハァ…ハァ、クソッこいつらなんなんだ!
覚えてろよー!」
と去っていった
『ありがちな事言うもんだねー』
「…そうだな」
『ねぇ君同じ学校だよね?』
「あぁ、お前は矢神だろ?」
『あら、俺を知っちゃってるんだ』
何だかこいつには嫌われたくないって思った
みんなと一緒だと思いたくなかった
「同じクラスだからな」
『え!そっか、そうなんだ、
じゃあ噂も知ってるんだね』
「…噂か」
『そ、俺遊んでんだってさー』
俺がそう言うと真剣な顔をして考えていた